パーソナルジムの半分以上は情弱ビジネス?

過激なタイトルにしました。
札幌バスセンター前からすぐ、リフレックスパーソナルジムの木村です。

【タイトルの情弱ビジネスとは?】

「情報弱者」といわれる知識や情報に乏しい消費者に向けたビジネスのことを指していて、
本来は独力で解決できる事柄、もしくは調べれば解決できる事柄に対して、まるで高度な専門知識が必要かのように見せて対価を貰う職種がこれにあたります。

広い意味で考えると塾講師や士業や代行業もこれにあたります。
今回はちょっと意味を絞って、「投資や副業の情報商材のように知識に乏しい人を食い物にするような怪しいやつ」の方です。

【なぜパーソナルジムの半分以上が情弱ビジネスと?】

以下の点があります。

1.ぶっちゃけパーソナルトレーナーの食事指導なんか高いお金払ってまで受けるものじゃない。
2.そもそもパーソナルトレーナーの半分以上が高度な専門知識を持っていない
3.不安を煽るような表現や、そんなわけないだろって甘言で集客

1.ぶっちゃけパーソナルトレーナーの食事指導なんて高いお金払ってまで受けるものじゃない

まず栄養士、管理栄養士の方々に比べて、圧倒的に知識不足です。
かつダイエットやバルクアップの食事方法は調べたらいくらでも出てきます。
食事による身体の変化は研究やデータで散々示されていて、やり方は種類別にほぼ明確に決まっています。代謝機能や性別、体組成によって変化はありますが、特別なやり方はありません。
有名なボディメイクの選手 という理由で食事指導だけで月々数万円の指導料を取ってる方もいますが、、、

2.そもそもパーソナルトレーナーの半分以上が高度な専門知識を持っていない

あまり言いたくはありませんが、トレーナーの半分以上は会社のカリキュラムをなぞった指導をしているだけの工場生産品で、プロとしての専門知識は乏しい金太郎飴みたいなトレーナーです。

企業として誰が担当してもクォリティに差が生まれない点は大事ですが、
お客様の身体を預からせてもらう以上、人それぞれ違う目標と身体に責任を持って対応できなければいけない中で、マニュアル以外わからないとなるとプロとして信用は置きにくいです。

また、逆のパターンでトレーナー自身はトレーニング上級者でコンテストもよく入賞している場合もあります。

自身の成功体験をベースにトレーニングや食事指導を行う為、全く別の身体やタイプに対しても同様にトレーニングを行った結果
ケガをしてしまったり、トレーナーの想定ともお客様の理想とも違う効果になってしまったケースを聞きます。

パーソナルトレーナーになる際に資格は必要とされず、理学療法士や柔道整復師のような国家資格ではなく民間資格しかありません。
その為、無資格のトレーナーが多く、そのトレーナーがどれだけ知識を持っているかは何にも担保されていません。

もちろん私の知ってる限りでも無資格ですが非常に能力の高いトレーナーもいらっしゃいます。

無資格でも凄いトレーナーはいることはいるんですが、そもそも資格の合格率自体が低いことが問題です。
トレーナーの資格に代表されるNSCAやNESTA、JATIなどの合格率はまさかの50%~65%ほど。
難関資格なのかな?とも思えますが、実際の試験問題はほとんどが他人に対価を頂いて指導をする上で最低限当たり前に知っていなきゃいけない問題がほとんどです。
それで50%~65%しか合格していない、、、となると受験者の知識・学力的な問題があります。

人体が相手の仕事である以上、責任を持てるだけの知識と注意力、集中力が必要不可欠です。
医学の情報と同様に、毎年・毎月のように新しい情報がアップデートされていきます。
そこにアンテナを張って常日頃から情報収集する必要があるのに対して、学習意欲が低いトレーナーが多い現状があります。
いまだに「スクワットはつま先より膝を出すな」だとか「ラットプルでは肩甲骨を寄せろ」だとか何年前の話をしてるのかと。
(それ以前に解剖学の知識が無い可能性が高いです)

パーソナルトレーナーの質問題だけで長くなってしまっていますが、
パーソナルジムやパーソナルトレーニングは高額なものが多いです。それを簡単に稼げる仕事だと思って趣味の延長で始める人や企業も少なくありません。
ビジネスとして見た時に、これが間違ってるとは言いませんが、現状多くのジムやトレーナーのクォリティが正直お客様にいただく対価と見合ってるようには思えません。。。

Part.2に続きます。

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