良いパーソナルジムと悪いパーソナルジムの違い?

Q.画像みたいなやばいトレーナーいるんですか?

A.まぁまぁいます。



札幌市すすきの駅から徒歩5分の怪しいところにあるパーソナルジム リフレックスの木村です。

長いことトレーナーを生業にしてますと色々な話が耳に入ってきます。

・◯◯◯ってトレーナーが人としてだらしない
・◯◯ってジムに体験に行ったらヒドかった
・△△ってジムに入会したけど飛ばれてお金も返ってきてません
・××ってトレーナー知ってます?あの人めっちゃお客さんに手を出(コンプラ)

フリーのトレーナーやっていてもこれだけ聞くことがあり、
さらにすすきのに店舗を構えてからも色々情報が入ってきます。

なので!ここらで良いパーソナルジムと悪いパーソナルジムの見分け方のようなものを考察して読んでくれた皆様に共有したいと思います。
※あくまで個人、リフレックスの木村の考察です。ご参考までに。

お客様目線でわかりやすい部分を項目別に考えていきます。

【ジム内装】


内装に関しましては
”清潔である”
以外は特に無いです。

派手で凝った内装からシンプルなもの、色々なマシンが豊富なジムから必要最低限なジム
それぞれコンセプトやトレーナーの得意とする技術でも変わっていきますので、判断基準からは清潔感以外は除外します。

【ジムの売り文句】


”筋膜リリース・部分痩せ・骨盤矯正・産後ダイエット”
これらの売り文句は個人的にかなり警戒します。

特に筋膜リリースや骨盤矯正などは、国内外問わず研究者や治療家の第一線にいる人たちが「痛みや太る原因であるエビデンスとしては認められない」ものとしていることを
さも”筋膜リリースすれば痩せる、骨盤を矯正すれば痩せる(治る)”とエンドユーザーに誤解させるような宣伝文句を出すのは不適切な上に疑問を持たないトレーナーの知識に不安を持ってしまいます。

”◯◯ヶ月で〇〇kgの減量に成功!”
こちらも罠が多い宣伝文句の一つです。
Before&After写真も載せて想像力を掻き立たせてここに通えば痩せられる!と思わせてくれる良い広告だとは思います。

ダイエットジムならば正解なのかもしれませんが、かなり極端な食事制限を強いられることになり、
シンプルに健康を害する可能性も大いにあります。

そもそもビフォアフ写真自体が元々身体出来上がってる人を撮影用に太らせて撮ってる所も多いので、、、

【トレーナーの質】


最も重要な項目ですが、正直ユーザー目線では判断が難しいところかと思います。
運動初心者の方も判断しやすく、体験やカウンセリングに行けば見えてきそうな項目で紹介します。

”接客”


トレーニング指導スキル以前の話です。
丁寧語や謙譲語を使えない。態度が横柄。不潔感がある。
などなど接客業でもある以上、最低限クリアしなければいけない接客が出来ないトレーナーもいます。
今後マンツーマンでトレーニングを行っていく相手として人格にストレスを感じる場合はオススメできません。

”指導スキル”


たまに耳に入りますが、
ちょっとバイク漕いで身体が温まったら「はい!ではスクワット!」のパターン
お客様の姿勢であったり、動作スクリーニング(診断)を行わずトレーニングを行わせるのは怪我の危険性や事故の可能性も高い危ない指導です。

ぶっちゃけた話ですが、世の半分以上のパーソナルトレーナーは会社の定めた研修を受け、それ以上も以下のスキルもない工場生産トレーナーです。
その為、人それぞれ違う悩みに対して微妙に答えられない、「できない人」に対しての解決方法が弱い、などの弱点が目立ちます。

動きにエラーが出ていても修正が出来ない為、トレーニング中はただ後ろに立って元気に回数を数えるうるせーカウント役になります。

同様にコンテスト入賞者上がりのトレーナーも危険度が高いことがあります。
スポーツなどで’そこそこ’の成績を取った人にもよく見られますが、「俺(私)は◯◯をやったら上手く行った。みんなも上手くいくはず」という生存者バイアスまみれの指導が多いです。

人それぞれ体質も違います。減量の方法やトレーニング方法、身体の特徴に合わせた指導が必要ですが、自身の成功体験を基準にトレーニングを指導しても効果が出るとも限りません。

トレーニングのプロであっても、指導のプロではない。ということですね。

現役のコンテスト選手だともっと酷い話もあります。
コンテスト前の減量の影響でお客様のセッション中にボーッとしてることが多かったり、、、
応援はするけども仕事は仕事でちゃんとしてほしいですね。




トレーナーという生き物の半分は社会人として最低限の振る舞いが出来ません。。。

これは残念ながら日本だけでなく、国外でも同様に問題視されています。
マンツーマンという特殊環境で仕事をしている為、周囲に咎められることなく過ごしていることが原因の一つですが、
敬語が使えない、態度が横柄など、数ある職種の中でも時間単価が高い仕事をしている自覚が無いトレーナーが多いです。

札幌でもパーソナルジムが次々増えては消えてます。
中にはお客様から回数券の料金を頂いたまま、消化する前に飛んで連絡も返ってこないようなジム、
お客様に怪我をさせてしまったり、体重は落ちても身体に支障が残ってしまったりと怪しいジムが増えてきています。。。

皆様が良いものだと感じることが出来るような素敵なジムやトレーナーに出会えることを祈っています。
それがリフレックスだと嬉しいな、っと思います。

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